教育課程・指導体制

博士後期課程について

 博士後期課程は研究者養成を眼目としているので、より高度な専門的授業科目として特殊演習を設置しています。特殊演習では博士論文指導教授の特殊演習を3年間にわたって履修します。博士後期課程研究指導教授が、それぞれの専門分野において博士論文の指導を行います。
 
 特殊演習は、コースワークとリサーチワークを組み合わせた授業科目であり、各後期課程大学院生は、研究指導教授と相談の上、博士後期課程におけるコースワークの一環として、社会学研究科修士課程に設置されている科目、あるいは認められる他大学の大学院の科目を履修します。
 
 さらに具体的な指導として、博士課程における基礎的な素養の習得の上に立って、個々の大学院生の研究分野における最新の論文について、英語文献を中心としたジャーナルを渉猟し、学会の中心的な議論のテーマをつねにフォローします。また、英語を中心とした外国語文献の解読能力を高めることをめざします。
 
 また、博士後期課程3年間の研究計画を個別に作成し、1年ごとの到達目標を定め、学年の終了時に研究報告書を提出してもらいます。同時に社会学関連の学会に積極的に参加し、学会発表を積むことで、学内だけでなく、学会一般の評価を受ける機会を積極的に作っていきます。さらに学会発表を行った報告をもとに学術論文の作成に取り組み、学会誌に投稿します。また、付属施設である本学総合研究所の発行する『松山大学大学院松山論叢』と『松山大学論集』にも投稿します。
 
 指導教授はこのプロセス全体にわたって適切な指導とサポートを行います。3年間にわたるこうした継続的な努力と研究蓄積を土台として、3年次4月に博士論文の題目と論文構成を提出し、9月に博士学位中請論文の提出となります。提出された学位論文は、学位論文審査会を経て、博士号審査に合格した場合、博士(社会学)が授与されます。